台湾麻雀の「台」の数え方:台数一覧と計算例
台湾麻雀(16枚麻雀)では、和了(ホーラ)したあとに「台(タイ)」を数えて点数を出します。手役がきれいで条件が難しいほど、台数は多くなります。この記事では台数の一覧表と3つの計算例で、台の数え方をゼロから解説します。読み終えれば、自分で点数を確認できるようになります。
まず押さえたい3つ:底・台・台の単価
台湾麻雀の点数は、次の2つの部分でできています。
- 底(ベース):誰かが和了したら、支払う人はまず「底」を1つ分支払います。
- 台(タイ):和了った手が満たす条件ごとに台数を加え、すべて合計します。
- 台の単価:1台あたり何点になるかです。
たとえば「底50 / 台20」の卓で5台の手を和了った場合、支払う人は 50 + 5 × 20 = 150 を支払います。
誰が支払うのでしょうか?放銃(ロン)、つまり他家が捨てた牌で和了った場合は、その牌を捨てた1人だけが支払います。ツモの場合は、ほかの3人全員が支払います。
親と連荘:「連N拉N」
和了った人か支払う人のどちらかが親(荘家)なら、その支払いには親の台数が上乗せされます。
- 親:1台。
- 連荘(レンチャン):親が和了るか流局すると、親を続けます。連荘するたびに「連1」「連2」……と数え、N回連荘しているときは「連N拉N」として2N台を追加します。
つまり親が2連荘中なら、親が関わる支払いには 1 + 2 × 2 = 5台が加わります。親が関わらない子同士の支払い(たとえば子が子に放銃した場合)には、親の台は付きません。
台数一覧表
以下はMacePlayの「台湾麻雀」で採用している台数で、台湾でもっとも一般的な数え方です。地域や卓によってルールが少し違うことがあるので、始める前に確認しておきましょう。
| 役 | 台数 | 条件 |
|---|---|---|
| 和了り方 | ||
| ツモ(自摸) | 1 | 和了り牌を自分で引いたとき。 |
| 門前(門清) | 1 | チー・ポン・明槓がなく(暗槓は可)、他家の捨て牌で和了ったとき。 |
| 門前ツモ(門清自摸) | 3 | 門前でツモ和了り。合計3台で、上の「ツモ」「門前」は別に数えません。 |
| 独聴(待ちが1枚だけ) | 1 | 和了り牌が1種類だけの待ち。辺張(ペンチャン)、嵌張(カンチャン)、単騎(タンキ)など。 |
| 全求人(すべて鳴いて単騎) | 2 | 手の5組をすべてチー・ポン・カンでそろえ、残り1枚の単騎待ちで、他家の捨て牌で和了ったとき。 |
| 槍槓(チャンカン) | 1 | 他家が加槓した牌が、ちょうど自分の和了り牌だったとき。 |
| 嶺上開花(槓上開花) | 1 | カンや花牌の補充で引いた牌でツモ和了りしたとき。 |
| 海底撈月(ハイテイ) | 1 | 最後の1枚を引いてツモ和了りしたとき。 |
| 河底撈魚(ホウテイ) | 1 | 最後に捨てられた牌で和了ったとき。 |
| 字牌 | ||
| 三元牌 | 1刻子ごとに1 | 中・發・白のいずれかの刻子(またはカン)1組につき1台。 |
| 小三元 | 4 | 三元牌の刻子が2組、残りの1種が雀頭(対子)。 |
| 大三元 | 8 | 中・發・白の3組すべてが刻子。 |
| 場風(圏風) | 1 | その場の風牌の刻子(東場の東)。 |
| 自風(門風) | 1 | 自分の席の風牌の刻子(南家の南)。 |
| 小四喜 | 8 | 東南西北のうち3組が刻子、残りの1種が雀頭。 |
| 大四喜 | 16 | 東南西北の4組すべてが刻子。 |
| 花牌 | ||
| 正花(自分の席の花) | 1 | 自分の席に対応する花牌(東家は春・梅、南家は夏・蘭、西家は秋・菊、北家は冬・竹)を引いたとき、1枚につき1台。 |
| 花槓(花牌4枚そろい) | 2 | 春夏秋冬、または梅蘭菊竹の4枚1セットをそろえたとき。 |
| 八仙過海(花牌8枚) | 8 | 花牌8枚をすべて集めると、その場で和了りになります。 |
| 七搶一(花牌7枚から奪う) | 8 | 花牌を7枚持っているとき、他家が8枚目を引いたらそれを奪って和了れます。支払いはその人です。 |
| 手役 | ||
| 平胡(ピンフ) | 2 | 5組すべてが順子、雀頭は字牌以外、花牌なし・字牌なしで、ツモでも独聴でもないとき。 |
| 対々和(碰碰胡) | 4 | 5組すべてが刻子(またはカン)。 |
| 三暗刻 | 2 | 自分で引いてそろえた刻子が3組(暗槓も含む)。 |
| 四暗刻 | 5 | 暗刻が4組。 |
| 五暗刻 | 8 | 暗刻が5組。 |
| 混一色(ホンイツ) | 4 | 萬子・筒子・索子のうち1種類だけと字牌でできた手。 |
| 清一色(チンイツ) | 8 | 1種類の数牌だけでできた手で、字牌なし。 |
| 字一色(ツーイーソー) | 16 | すべて字牌でできた手。 |
| 特殊 | ||
| 天和(天胡) | 16 | 親が配牌の時点でツモ和了り。 |
| 地和(地胡) | 16 | 子が最初のツモで和了り(それまで誰も鳴いていないこと)。 |
ポイント:他家の捨て牌で完成させた刻子は暗刻になりません。同じ手に複数の分け方があるときは、台数がいちばん高い分け方で数えます。天和・地和は16台のみで、ほかの役は加算しません。
3つの例で実際に計算してみよう
以下はすべて「底50 / 台20」の卓で計算します。
例1:子の門前ツモ
あなたは南家(子)で、鳴きも花牌もありません。手には中の刻子があり、最後は3萬と5萬で4萬の嵌張待ち。4萬を自分で引いて和了りました。
- 門前ツモ:3台
- 中の刻子(三元牌):1台
- 独聴(嵌張):1台
合計 5台。ツモなので3人全員が支払います。子の2人はそれぞれ 50 + 5 × 20 = 150、親は親の1台が加わり 50 + 6 × 20 = 170 を支払います。
例2:対々和+混一色
東場で、あなたは南家です。3萬・7萬・東をポンしていて、手には2萬の刻子、1萬の対子、5萬の対子があり、1萬か5萬のシャンポン待ち。西家が5萬を捨てたので和了りました。
- 対々和:4台
- 混一色(萬子と字牌だけ):4台
- 場風(東場の東の刻子):1台
合計 9台。和了り牌の5萬は他家の捨て牌なので、5萬の刻子は暗刻になりません。シャンポン待ちは2種類待ちなので独聴にもなりません。放銃した西家が 50 + 9 × 20 = 230 を支払います。
例3:親が2連荘中に放銃
親はすでに2回連荘しています。あなたは子で、途中で2回チーしており、平胡(順子5組、字牌も花牌もなし、両面待ち)を親の捨て牌で和了りました。チーしているので門前にはなりません。
- 平胡:2台
- 親の分:親1台+連2拉2(4台)= 5台
親は 2 + 5 = 7台 分、50 + 7 × 20 = 190 を支払います。
初心者によくある質問
門前ツモはなぜ1 + 1ではなく3台なのですか?
台湾でもっとも一般的な数え方です。門前ツモは合わせて3台とし、鳴かずに自分で引いて仕上げる打ち方を評価しています。
東場で東家に座り、東をポンしたら何台ですか?
場風と自風の両方に当たるので2台です。「東風東」とも呼ばれます。
花牌は必ず補充しないといけませんか?
花牌は面子に使えません。引いたらすぐに公開して、山の後ろから1枚補充します。MacePlayでは花牌の補充を自動で行います。
流局したあと、親は誰になりますか?
流局のときは親がそのまま続けます(連荘になります)。子が和了ったときだけ親が次の人に移り、4人が一巡すると場風が変わります。
MacePlayで台の数え方を練習しよう
MacePlayの「台湾麻雀」は16枚・4人打ちで、サイコロを振って親と山の開き位置を決めます。精算画面には和了った手のすべての役と合計台数が表示されるので、何局か打てば一覧表も自然に覚えられます。いつでも卓を開けて、人数が足りない席にはAIプレイヤーが入ります。気分を変えたいときは「推倒胡(トゥイダオフー)」「二人麻雀」「麻雀ラッシュ」もどうぞ。
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ルールを覚えたら MacePlay でテーブルへ
16枚で遊ぶ台湾麻雀。精算画面に成立した役がすべて表示されるので、遊びながら自然に覚えられます。



